酒井駒子 『ぼく おかあさんのこと…』 

2000.5 文溪堂

 

日本語原作版と韓国語翻訳版を読み比べてみて感じたことをつづってみました。

1. 쿨쿨(ぐうぐう)というオノマトペが効果的に使われている。

2. 韓国人は無類のテレビドラマ好きですが、ドラマに夢中になって、子供にTVアニメを見せてくれない母親なんてのは、韓国にもいるのでしょうか? この母親に韓国人は、理解して、共感できるのでしょうか? 韓国人に聞いてみたいところです。

3. 日本語原作では、「~なんだもの。」「~だし・・・」「~してる。」で終わっているところを、韓国語では、原因、理由を表す니까(~から、~ので)を多用して翻訳している。  翻訳者の好みなのか?  それとも韓国語では日本語よりもはっきりと「理由の形」にしないとおかしく感じられるのだろうか?

4. 「迎えに来る」→ 데리러오다 (連れに来る) になっている。

5. 「ボール忘れた、持っていくの」→ 공을 깜박 했어. 가져갈 거야.(ボールをうっかりしちゃった。持っていくつもり) 原文の日本語がきちんとした語順の文章にはなっていなくて、後から付け足した形になっているので、訳しにくいだろうなと思われる。

 

 

그:림책 絵本

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